2007-04-26 第166回国会 衆議院 総務委員会 第17号
このために、公庫の貸付利率については、それぞれの時期によって資金調達コストを反映して算定をされたものでありますから、市場実勢金利も踏まえて、当時は適切な利率で貸し付けをされたというふうに思っています。
このために、公庫の貸付利率については、それぞれの時期によって資金調達コストを反映して算定をされたものでありますから、市場実勢金利も踏まえて、当時は適切な利率で貸し付けをされたというふうに思っています。
最近また公定歩合が引き上げられましたけれども、これは日銀が言われているように市場実勢に追随した形の公定歩合の引き上げということでございまして、今まで申しましたような市場実勢金利がある程度高金利にならざるを得ないだろうという我々の予想に、何ら違った要因を与えるものではないというふうに考えております。 例えば設備投資について申しますと、過去三年間、二けた台の伸びが続きました。
それに伴いまして短期金利がかなり上昇したものですから、公定歩合との差を縮めるという意味で九日に公定歩合〇・五%の切り上げがあったわけでございますが、これはまさに市場実勢金利に追随するという意味で、政策当局が政策の健全性を保とうと思ったものだというふうに評価できるのではないかと思っております。いわばインフレなき持続的な長い成長を確保しようと思ったことだと思っております。
そういう点で金利の弾力化、市場実勢金利等の問題の中で考えろというような問題提起もなされておるわけです。しかしこれは個人的の立場で考えてみますと、証券会社を通じて個人に売り出されるシェアはずっと一〇%ぐらいだったけれども、今度は大量になると同時にシェアダウンして六・七、八%ぐらいに落ちた、これを七%ぐらい売ろうという。しかも個人消化が月五百億にも上る状態にあるということであります。